身だしなみをしっかり整えるのは社会人としてのマナーですが、看護師として仕事をする場合は、衛生面にも気を使う必要があります。まず、髪が長めの人は束ねる必要がありますが、動き回る仕事なので、前方に髪が垂れてしまうことが少なくありません。このような場合は、クリップやゴムでお団子型にしてまとめるスタイルがおすすめです。
また、短めの髪の人は顔に髪がかかりがちなので、耳に髪をかけるかピンで止めるとスッキリします。また、前髪はおでこが見えるようにすると、患者さんに明るい印象を与えられますよね。抜け毛やフケは不潔な印象を与えてしまうので、鏡で定期的にチェックすることを心がけましょう。
次のチェックポイントとして、爪の長さも重要です。看護師は患者さんと触れ合うことが多いので、清潔な状態を保てるようになるべく短く切っておきましょう。さらに、こまめに手洗いをする人でも、爪の間の汚れをそのままにしていることがあるので注意してください。油断すると爪から菌が入ることもあるので、手を洗う際は爪の間も忘れずに綺麗にしましょう。
この他、爪を切った際に先が尖ってしまうことがありますが、それをそのままにしてくと業務中に患者さんを傷つけてしまう可能性があります。爪を切った後はヤスリを使い、爪先を丸くしておくこともポイントです。
このように、看護師は各ポイントに気を配り、身だしなみを整えなければなりません。面倒だと感じる方もいるかもしれませんが、チェックシートなどにしてまとめておけば、業務中に身だしなみを確認して、いつでも清潔な状態を保つことができるのではないでしょうか？